
伝統と未来が出会った、特別な一本
日本の伝統文化を守り、次世代に伝えるため、伝統的な技術やデザイン、美術品等を用いた2025大阪・関西万博公式ライセンス商品を企画している、読売新聞のプロジェクトの一環として、京都の伝統工芸と万博がコラボレーションした和傘が誕生しました。引地耕太氏のデザインがもつ真心と、和傘の優美で繊細な構造が融合した商品は、伝統と現代が美しく調和した、これまでにない新しい“和”の表現です。
まるい京和傘に広がる「WORLD」
2025年大阪・関西万博の公式デザインシステムのうち「個のいのち」を表す「ID」は通称「こみゃく」と呼ばれています。それらが集まり生まれたものが「WORLD」です。上から見た京和傘の丸いかたちは、まるで地球のように広がり、「WORLD」に込められた想いと響き合います。伝統の技に自由な色彩と発想を重ね、命のめぐりを感じる新しい和傘が誕生しました。

質実剛健、定番の和傘のかたち
本商品には、番傘と同じ「ろくろ」や「竹骨」を使用しています。厚みのある48本の骨と太い竹の柄を用いた、素朴ながらも力強い構造が魅力。さらに、耐久性に優れた強化和紙を採用することで、和傘に馴染みのない方でも、気軽にご使用いいただけます。雨の日に頭上で奏でられる特別な雨音をぜひお楽しみください。

「番」の名のとおり、普段づかいに
番傘の「番」には諸説ありますが、「いつもの、普段使いの」を意味すると言われています。「番茶」や、京都の家庭料理「おばんざい(お番菜)」と同様、気取らず使える存在であり、昔は番傘といえば、様々な屋号や家紋、文字を入れて、職場や学校、旅館などの置き傘としても広く使われていたものです。
内側の和紙には、竹の色合いと調和する繊細な色味を選び、上品に仕立てました。万博の“いのち”をテーマにしたデザインシステムから生まれたダイナミックな図柄が、伝統の技を引き立てつつ、装いのアクセントとしても映える一本に仕上がっています。和装にも洋装にも自然に寄り添う、気軽に手に取れる“普段使いの和傘”として、ぜひ暮らしに取り入れてみてください。

和傘をご使用になる際に、知っておいていただきたいこと
傘をたたんで手で持ったり置いたりする際には、洋傘とは反対に頭を上に、柄を下にするのが基本です。頭を下にすると、水が傘の内部に入り込み破れやすくなります。また、使用した雨傘は、直射日光を避けて風通しのよい場所で陰干しし、しっかり乾かしてください。その他、和傘には洋傘と異なるご使用上の注意点がいくつかありますので、必ず商品添付の取扱説明書をよくご覧ください。
サイズ
尺:1.9高さ:750mm
直径:1,130mm
重量:670g
骨数:48目
素材
骨染め:染無し
骨産地:日本製
柄材質:素竹、1本柄
傘部分:強化和紙、手漉き和紙(日本製)
付属品
取扱説明書
品質表示 日吉屋製 ※品質表示
商品のお届けに関して
こちらは、在庫限りの限定商品です。
ご注文いただいてから1~3営業日以内に出荷いたします。
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