「蛇の目」の名のルーツである白い輪をあしらった伝統的なデザインです。
雨の日も楽しくなる、日本の生活用品
蛇の目傘は、番傘に比べて細身で繊細な雨傘。44本の竹骨が作り出す軽やかなシルエットは、男女問わずおすすめです。黒塗りを施した細身の木柄には、持ち手部分に籐巻き、金属製の石突をつけました。さらに傘の内部にも絹糸で美しい糸飾りを施して意匠性を高めています。竹骨の上には国産の手漉き和紙を張り、天然の亜麻仁油を引いて、天日干しで乾燥させることで防水性を高めており、雨の日も安心してお使いいただけます。ほのかな亜麻仁油の香りや、頭上でパラパラと鳴る雨音など、五感で雨の日をお楽しみください。
白い輪が印象的な「中入り」で華やかに
大正時代に北原白秋が作詞した童謡「あめふり」に「あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめで おむかい うれしいな」と歌われているように、蛇の目傘はかつてはどの家庭にもあった定番品でした。「蛇の目」とは、文字通り蛇の目のような丸い輪のモチーフのこと。古来より神の使者として魔除けの力をもつと信じられてきた蛇にあやかったデザインです。現在では模様のない無地のものも蛇の目傘と呼ぶようになっているため、無地と区別するために色和紙に白い和紙で丸い模様を張り分けた傘を、中入(なかいり)と呼んでいます。
※この商品は「中入」です。「無地」はこちらからご覧ください。
お名前家紋、屋号ロゴ入れや別注もお任せください
名入れ、家紋入れ、屋号その他ロゴマーク入り、特注での絵付け等オリジナル商品も制作可能ですので、お気軽にお問合せください(別途費用を承ります)。詳細はこちらからもご確認いただけます。
和傘をご使用になる際に、知っておいていただきたいこと
傘をたたんで手で持ったり置いたりする際には、洋傘とは反対に頭を上に、柄を下にするのが基本です。頭を下にすると、水が傘の内部に入り込み破れやすくなります。また、使用した雨傘は、直射日光を避けて風通しのよい場所で陰干しし、しっかり乾かしてください。その他、和傘には洋傘と異なるご使用上の注意点がいくつかありますので、必ず商品添付の取扱説明書をよくご覧ください。
(和傘の作り方詳細はこちら)
サイズ
尺:1.9
高さ:740mm
直径:1,060mm
重量:480g
骨数:44目
素材
骨染め:染めなし
骨産地:日本製
柄材質:木製黒塗り、籐巻き、2段ハジキ、1本柄
主な和紙: 国産手漉き和紙(色和紙:五箇山和紙、白和紙:越前和紙)
付属品
取扱説明書、傘袋品質表示:日吉屋製 ※品質表示
商品のお届けに関して
通常お届けまでに3週間程度お時間をいただいておりますが、作業が天候に左右されるため納期が遅れる可能性がございます。